研究課題/領域番号 |
16KK0133
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
畠 俊郎 富山県立大学, 工学部, 教授 (30435424)
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研究協力者 |
Kavazanjian Edward, Jr. Arizona State University, Center for Bio-mediated and Bio-inspired Geotechnics, Director
Haigh Stuart University of Cambridge, Schofield Centre, Senior Lecturer
Leon van Paassen Arizona State University, School of Sustainable Engineering and the Built Environment, Associate Professor
Jiang Ningjun University of Hawaii at Manoa, Department of Civil and Environmental Engineering, Assistant Professor
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研究期間 (年度) |
2017 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 深海環境 / 地盤工学 / 微生物 / 特殊環境 |
研究成果の概要 |
微生物固化に取り組む研究者の国際的なネットワーク構築を目的としてアメリカ アリゾナ州立大学 CBBG(Center for Bio-mediated and Bio-Inspired Geotechcs),イギリス ケンブリッジ大学 Scofield centreに滞在した. 滞在期間は主に,アリゾナ州立大学では微生物固化で課題とされている通水回数の改良を目的とした短期固化技術の開発,ケンブリッジ大学では微生物固化のエネルギー開発分野への応用について取り組んだ.これらの取り組みを通じて微生物固化に関する新たな国際的ネットワークを形成することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
微生物固化に関しては国内でも研究開発が進められているものの室内試験規模にとどまっており,現場への応用に向けた検討までは進んでいないのが現状である.一方,北米やEUでは現場試験に向けた検討が進められており,実現場への適用を視野に入れた検討が進められている.しかしながら酵素およびある特定の微生物に着目した検討が多く日本へ直接この成果を応用することは困難である.このような背景の元,多様な微生物の適用性に取り組んでいる日本の研究成果を紹介し,ともに新しい技術開発につなげる研究ネットワークが形成できたことと,定期的に彼らと情報交換できる環境を整えることができたため社会的にも意義のある成果だと考える.
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