研究課題/領域番号 |
16KK0140
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
市川 裕士 東北大学, 工学研究科, 准教授 (80451540)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | 材料設計 / プロセス / 界面強度 / 溶射 / 接合 / 計算機シミュレーション / コールドスプレー / 材料強度 / 材料力学 / 材料強度学 / 表面改質 / 微視組織 |
研究成果の概要 |
コールドスプレー法など固相接合プロセスは,全く新しい材料・部材形成プロセスである.この技術を幅広く実用化するためには,そのメカニズムを理解し,この皮膜の強度信頼性を保証することが重要である.レーザー衝撃波を活用した皮膜・基材界面密着強度測定技術,さらに基課題で確立したマイクロメートルオーダーの試験を併用することでナノからミリメートルオーダーの連続的なスケールで固相接合現象を理解することが可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コールドスプレー法で粒子が付着するメカニズムを実験的に証明することができた.この知見をもとに今後は固相接合技術で取り扱える材料種の拡大,全く新しいプロセス開発などが期待される.また,この現象を理解するために必要なマルチスケールな材料強度評価技術を確立した.今後は固相接合材料以外の表面改質技術への応用展開,そして材料強度を幅広いスケールで理解できる学術分野構築への貢献が期待される.
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