研究課題/領域番号 |
16KK0144
|
研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生産工学・加工学
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
中本 圭一 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90379339)
|
研究期間 (年度) |
2017 – 2019
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
|
キーワード | 超精密切削加工 / セッティング誤差 / 金型加工 / ダイヤモンド工具 / 機械工作・生産工学 / 精密部品加工 / 超精密計測 / マイクロ・ナノデバイス |
研究成果の概要 |
加工形状の機上計測により算出された加工誤差から目標形状への修正加工を実現するとともに,任意の位置に所望の形状の工具を成形することで,セッティング後の工具の位置合わせ誤差を根本的に解消した.さらに,予測機能として構築した加工シミュレータと,ダイヤモンド工具の機上成形技術を基に,究極の超精密自律型工作機械を開発して,工具成形やセッティング,ワークの測定を含む総生産時間の短縮による超精密切削加工の高能率化を達成した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
工作機械は所望の形状を創成するために使用されるにも関わらず,加工形状を直接保証している訳ではない.しかし,機上で成形した工具を用いて加工した形状を機上計測により保証する,究極の超精密自律型工作機械が開発できれば,マイクロ・ナノオーダーの微細な加工形状の高精度化だけでなく,セッティングや測定を含む総生産時間の短縮につながる.また,光学素子や微小な機械部品などの設計自由度を高められるなど,関連研究分野に対しても広く貢献できる.
|