研究課題/領域番号 |
16KK0146
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
本多 了 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (40422456)
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研究期間 (年度) |
2017 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | 膜ろ過 / バイオポリマー / 拡張DLVO理論 / 膜ファウリング / 細胞外高分子物質 / 土木環境システム / 廃水処理 / 微生物群集解析 |
研究成果の概要 |
汚泥のバイオポリマー付着により濾過膜表面の物理化学特性が膜目詰まりに与える影響を明らかにした。バイオポリマーによる膜面汚染により、精密濾過(MF)膜では電子受容性が増加し、バイオポリマーなどの有機物との親和性が高くなっていることが示唆された。また、定圧濾過によって微生物の膜面付着と多糖類の産生が促進されるメカニズムを明らかにした。。また、バニリン添加による分子量分布の変化が膜目詰まりを抑制することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、MBR法における膜目詰まりの進行に与えるバイオポリマーの影響について、実際の汚泥バイオポリマーにおいて、膜面とバイオポリマーに働く拡張DLVO力と透過水流の関係から説明することができた。また、膜面へのバイオポリマーや微生物付着が膜ファウリングに正のフィードバックを持つ可能性を明らかにした。これらの成果により、効率的な処理プロセスの運転の実現に向けたMBR法における膜ファウリングの進行を緩和する対策や濾過膜の開発につなげることが期待できる。
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