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新規創薬を目指したアルツハイマー病危険因子sorLAに対する低分子バインダー探索(国際共同研究強化)

研究課題

研究課題/領域番号 16KK0163
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 構造生物化学
研究機関大阪大学

研究代表者

北郷 悠  大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (60507185)

研究協力者 Petsko Gregory A  Weill Cornell Medicine, Feil Family Brain & Mind Research Institute, Arthur J. Mahon Professor of Neurology and Neuroscience
Wu Rui  Weill Cornell Medicine
Liu Ce-Feng  Weill Cornell Medicine
Glickman J. Fraser  HTSRC, Rockefeller University
Ramos-Espiritu Lavoisier  HTSRC, Rockefeller University
研究期間 (年度) 2017 – 2018
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
キーワードアルツハイマー病 / 蛋白質分子 / 低分子化合物 / スクリーニング / 創薬 / sorLA / 結晶構造解析 / 低分子バインダー
研究成果の概要

aaa当研究においては,研究代表者が研究を行ってきた巨大一回膜貫通受容体SorLAが,アルツハイマー病(AD)に対して保護的に働いていることに着目し,SorLAの発現量を増やすことでADの予防・治療に役立てることを目的として,細胞上でSorLAの発現量が増加するような低分子化合物の選別実験を行った.渡航先では,低分子化合物ライブラリを細胞に作用させ,その効果をハイスループットで確認できる実験系が運用されており,研究代表者はその系をSorLAに適用して,期間内で10種の候補化合物を選別することができた.現在それらの追加確認実験を行っており,当研究を起点とした今後の研究展開が期待される.

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究代表者は,現在確認実験中であるために確実であるとは言えないが,当研究にてSorLAの発現量を増やすことのできる低分子化合物群を選別できた可能性がある.この成果は,第一にADの予防・治療へと応用できる可能性のある物質を得ることができたという意味で,非常に社会的意義のある結果であると言える.さらに,当研究テーマをさらに進展させていくに当たって不可欠な,未だ不明であるSorLAの生理機能を解明や,それを評価する実験系の確立など,学術的に大きな意義を持つ成果につながる研究を始めることができた.以上の成果をもとに,今後の研究展開およびその発信を進めていきたい.

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] Weill Cornell Medicine(米国)2017

    • 年月日
      2017-11-28
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-03-15   更新日: 2020-03-30  

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