研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
平成30年度はフィンランドにおいて木質バイオマスのサプライチェーンマネイジメントに関する最新の情報収集を行った。令和元年度はイタリアにおいて小型ガス化熱電併給施設やORC施設を、フィンランド、ドイツにおいて木質バイオマスのエネルギー利用に関して、森林管理や木材生産・利用に関する調査を実施した。令和2~4年度は全国の都道府県から民有林森林GISを取得し、データ整備が困難であった2県を除いた45都道府県で取得済の国有林森林GISと統合し、利用可能量推計モデルを構築した。本手法の他国への適用可能性を検証するために、モンゴルにおける木質バイオマスの熱利用可能性を検証した。
EU各国の研究機関、大学を訪問することにより、木質バイオマスを収穫、輸送するための機械開発やエネルギー変換技術など最新の木質バイオマスのサプライチェーンマネイジメントに関する情報収集を行い、研究会や学会誌・業界紙において公表し、その成果の普及に努めた。また、この知見を基に、日本、モンゴルにおいて利用可能量推計モデルを構築し、木質バイオマスの安定供給に関して検証した。本成果は木質バイオマス利用も含めた持続的な森林利用に貢献するものである。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)
関東森林研究
巻: 74 ページ: 113-116
巻: 74 ページ: 109-112
巻: 73 ページ: 113-116
COFE-FORMEC-IUFRO 2022: One Big Family: Shaping Our Future Together Corvallis, OR, U.S.A.
巻: October 4-7 ページ: 208-215