| 研究課題/領域番号 |
16KK0174
|
|---|
| 研究種目 |
国際共同研究加速基金（国際共同研究強化）
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 研究分野 |
植物栄養学・土壌学
|
|---|
| 研究機関 | 京都府立大学 |
|---|
研究代表者 |
中尾 淳 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (80624064)
|
|---|
| 研究協力者 |
チョローバー ジョン アリゾナ大学, 土水環境研究科, 教授
ルート ロバート アリゾナ大学, 土水環境研究科, 研究教授
トンプソン アーロン ジョージア大学, 農業環境科学研究科, 教授
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2016 – 2017
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
| 配分額 *注記 |
7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
|
|---|
| キーワード | 嫌気性チャンバー / Cs固定黒雲母 / XRD / フェロジン法 / 放射光分析 / 酸化還元電位 / 黒雲母 / Cs固定 / X線回折分析 / 土壌圏現象 / 土壌学 / 地球化学 / 岩石・鉱物・鉱床学 / 分析科学 |
|---|
| 研究成果の概要 |
：黒雲母に固定されたセシウムイオンの酸化還元反応に伴う再放出機構を明らかにすることを目的として、好気的、嫌気的条件での風化黒雲母からのセシウム脱着挙動を分析した。その結果、好気的条件での風化により、黒雲母中の二価鉄の酸化と層構造の乱れが検出されたものの、層間からのセシウム脱着はほとんど示されなかった。一方で、還元が進むにつれてセシウムイオンの再放出量が増加した。この結果から、水田における還元反応の進行はセシウムイオンの再溶出リスクを上昇させ得ると結論された。
|
