研究課題/領域番号 |
16KK0204
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
及川 将弘 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (90612416)
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研究協力者 |
Navin Nicholas The University of Texas MD Anderson Cancer Center, The Department of Genetics, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | 乳がん / リキッドバイオプシー / 腫瘍内不均一性 / 次世代シークエンサー / がんゲノム / コピーナンバー解析 / circulating tumor DNA / 癌 / 遺伝学 / トランスレーショナルリサーチ / 乳癌 / ctDNA / 次世代シークエンス / 単一癌細胞シークエンス / 単一細胞シークエンス |
研究成果の概要 |
末梢血単核球分画より循環腫瘍細胞を一細胞として単離する手技を習得した。一つの乳癌細胞より、NGS用のバーコードライブラリを作成し、whole genome copy number analysis, whole exome mutation analysis を行う手技 (HM-SNS, SNES)を習得した。さらに本技術を応用して、微量な血漿循環腫瘍DNA (ctDNA)より、原発巣・転移巣の変異情報を用いることなく、whole genome copy number analysis, whole exome mutation analysis を行う手技(PEGASUS)を習得した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
帰国後も習得した技術を用いて、乳がん癌性髄膜炎症例におけるCSFと血漿中のctDNAのゲノムプロファイル解析、抗がん剤治療中の腫瘍内不均一性と治療抵抗性に関わる因子を解析するための前向き観察研究、HER2陽性乳がん患者の治療前後のctDNA中のHER2 amplificationの検出について、海外研究者とも連携して研究を継続しており、その成果の一部は国際学会にて発表した。 これらのNext-generation sequencingを基盤とした技術はがんのゲノム研究に関して汎用性が高く、上記以外の課題についても応用することが可能である。
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