研究課題/領域番号 |
16KT0044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
紛争研究
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研究機関 | 立教大学 (2017-2019) 立正大学 (2016) |
研究代表者 |
蓮見 雄 立教大学, 経済学部, 教授 (80247189)
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研究分担者 |
石郷岡 建 麗澤大学, 経済学部, 講師 (10409138)
末澤 恵美 平成国際大学, スポーツ健康学部, 教授 (20348329)
SHADRINA ELENA 早稲田大学, 国際学術院, 准教授(任期付) (40612495)
東野 篤子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (60405488)
前田 弘毅 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (90374701)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 多角化 / 多極化 / EU / ロシア / 欧州近隣政策 / エネルギーミックス / 東方パートーナシップ / 東方シフト / エネルギー / 北極海 / 再生可能エネルギー / 東方パートナーシップ / 石油 / 天然ガス / 欧州近隣諸国政策 / ユーラシア / 国際関係 / 東方経済フォーラム / 黒海 / 経済政策 / 経済事情 / 政治学 / 安全保障 |
研究成果の概要 |
本研究は、3つの要素-制度(NATO、EU)、国家(欧州各国、ロシア)の立ち位置の選択(positioning)、及び経済主体の利害-の相互作用という視角から、ウクライナ危機とエネルギー安全保障の相関について研究した。 この結果、この絡み合った2つの問題を同時に解決していく上で、国際協力及びエネルギー供給源・エネルギーミックスの「多角化」が有効であることが明らかとなった。これは、日本の外交とエネルギー安全保障にとっても示唆的である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、異なる分野の専門家(EU、ロシア・ウクライナ等の地域研究、エネルギー、国際経済、国際政治、安全保障、ジャーナリスト、企業の実務家など)の協力を得て、学際的な共同研究を行った。 これによって、EU、ロシア、エネルギーなどの研究者間の相互理解の不足を改善し、ウクライナ危機とエネルギー安全保障に関する「冷静でバランスのとれた認識の共有」の学術的基礎を構築した。これは、現実的に、エネルギーを安定的に確保し、エネルギービジネスを進める上でも必要な前提条件である。
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