研究課題/領域番号 |
16KT0084
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
グローバル・スタディーズ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岡部 恭宜 東北大学, 法学研究科, 教授 (00511445)
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研究分担者 |
細野 昭雄 独立行政法人国際協力機構(研究所), 研究所, 上席研究員 (40114128)
関根 久雄 筑波大学, 人文社会系, 教授 (60283462)
犬塚 元 法政大学, 法学部, 教授 (30313224)
大貫 真友子 独立行政法人国際協力機構(研究所), 研究所, 研究員 (60771912)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 国際ボランティア / 開発協力 / 青年海外協力隊 / JICA / ソーシャル・キャピタル / キャパシティ・ディベロプメント / グローバル市民社会 / 社会貢献 / 人材育成 / 開発 / 社会関係資本 / 感情共同体 / 政治思想 / 国際貢献 / 開発援助 / 国際協力 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国際ボランティアが途上国の人々にもたらす変化と、それがグローバル市民社会の形成に及ぼす影響について、社会科学・人文学の立場から分析することである。 事例としては日本の青年海外協力隊(協力隊)を取り上げ、社会関係資本、課題対処能力などの概念を用いて、協力隊のボランティア活動が開発協力の成果を上げていることを論じた。また、本来支援を「与える」側の協力隊員が現地で何かを「与えられる」という互酬感の分析、帰国ボランティアの進路や社会貢献に関する分析、さらに諸外国の同種事業の比較分析も行った。そしてグローバル市民社会の形成について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が取り上げた青年海外協力隊は国民参加型のODA事業であり、実際に創設以来55年の間に45,000人を超えるボランティアが途上国に派遣され、開発協力を行ってきた。多くの国民が参加してきたこの事業について、その成果を多様な学問から実証しようとする本研究の取り組みは、大きな社会的意義を有するものである。 また、国際ボランティアの研究は日本ではそれほど盛んではないため、学術面でも意義がある。
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