研究課題/領域番号 |
16KT0095
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
グローバル・スタディーズ
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
太田 宏 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (70288504)
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研究分担者 |
福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
上杉 勇司 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (20403610)
舒 旻 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (20534986)
BACON Paul.M. 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (40350706)
眞田 康弘 早稲田大学, 地域・地域間研究機構, 客員主任研究員(研究院客員准教授) (70572684)
中村 英俊 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (80316166)
土屋 大洋 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90319012)
石井 敦 東北大学, 東北アジア研究センター, 准教授 (30391064)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | グローバル・イシュー / グローバル・ガバナンス / 将来予見型ガバナンス / anticipatory governance / foresight / engagement / integration / backcasting / forecasting / 地球システム / バックキャスティング |
研究成果の概要 |
研究成果の概要(和文):気候変動問題やサイバーセキュリティーなどのグローバル・イシューの解決策の探求という課題に対して、現状分析から得られる論理的に妥当な理念型解決策を想定する(forecasting)と、達成すべき望ましい将来目標を設定し、それを達成するために必要な現在の政策を決定する(backcasting)方法の両方の要素を取り入れられる、将来予見型ガバナンス(anticipatory governance)という概念に基づく研究が進んだことである。この成果は、今後の同概念を活用した研究の発展的展開につながる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
将来予見型ガバナンス概念が導入された科学社会論の問題領域から地球工学と気候変動問題をテーマにした研究、将来予見型ガバナンス概念の応用の観点からサイバースペースのガバナンスに関する研究、EUとリベラルな国際秩序の変容と行く末に関する研究、中国の台頭におけるアジアの国際秩序に関する研究、日本を事例としてエネルギー転換のガバナンスに関する研究など、AG概念を適応した研究は学術的に意義あるものとなった。さらに、新型コロナウイルス感染拡大への対処方法として、最悪の事態を想定した準備の重要性と社会において守るべきものに関する専門家と市民社会との間の了解など、AG概念研究の社会的意義がより確認できた。
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