研究課題/領域番号 |
16KT0102
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
人工物システムの強化
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
梅田 靖 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40242086)
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研究分担者 |
松本 光崇 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 研究グループ長 (00443226)
上須 道徳 大阪大学, COデザインセンター, 特任准教授(常勤) (50448099)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 人工物工学 / 現地主義ものづくり / サステナブルデザイン / 設計方法論 / 適正技術 / LOMan / 個人化設計 / 設計工学 / 文化人類学 |
研究成果の概要 |
本研究では現地主義ものづくり(Local Oriented Manufacturing, LOMan)の概念を提案するうことを目的とした。LOManは、南側のニーズと北側の先進的なものづくり技術、環境配慮技術を結びつけwin-winの関係を築くことを通じて世界のサステナビリティに貢献することを志向している。本研究は、現地事例調査、消費者調査、ワークショップを行いながら、地域性と製品・ライフサイクルとの関係性を明らかにし、現地主義ものづくりのための設計方法論の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域性と製品・ライフサイクルとの関係性という視点で、地域調査を行った事例は本研究グループの知る限り存在しない。本研究では、現地事例調査、消費者調査、ワークショップなど様々なアプローチでこの問題に取り組むことにより、地域性があり、これが確かに製品や製品ライフサイクルに影響を与えていることを明らかにした。逆に、この関係性を利用して、地域を持続可能な方向に方向付ける可能性を見出すことができた。現地主義ものづくりのための設計方法論についてもその概念を整理した上で、予想外の成果として、個人の属性を製品に反映させる「個人化設計」との共通性を見出し、その方法論の発展に寄与することができた。
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