研究課題/領域番号 |
16KT0164
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
遷移状態制御
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研究機関 | 崇城大学 (2018) 熊本大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
杉浦 正晴 崇城大学, 薬学部, 教授 (00376592)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 有機分子触媒 / 遷移状態 / 非古典的水素結合 / 速度論的研究 / 量子化学計算 |
研究成果の概要 |
不斉有機触媒反応の遷移状態の優劣を決定する要因として非古典的水素結合の存在が指摘されているが、実験的な検証はほとんどなされていない。これを解明するために、筆者の触媒反応系の精査を行なった。その結果、NCHBの存在を支持する複数の実験結果を得ることができた。また、本触媒反応の速度論的および計算化学的な解析や新しい触媒の開発を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
触媒反応の作用機序を深く理解することは、より高活性・高選択的な触媒を開発する上で重要である。本研究は、不斉有機触媒反応における非古典的水素結合の関与の実験的な検証を行なったものであり、さらに有用な触媒反応系の開発において一つの指針を与えるものと考えている。
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