研究課題/領域番号 |
16KT0172
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
構成的システム生物学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
杉 拓磨 滋賀医科大学, 神経難病研究センター, 助教 (70571305)
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研究分担者 |
竹内 祐子 京都大学, 農学研究科, 助教 (80452283)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | C. elegans / memory / Synthetic biology / 線虫 / 記憶・学習 / AMPA受容体 / 記憶 / 構成的アプローチ / 行動 / 遺伝学 |
研究成果の概要 |
p38の活性変動をIn vivoで非侵襲に計測するために装置を開発し, 論文化した. これらを用い, AVAニューロンにおけるp38の活性計測を行ったが, p38活性変動が検出されなかった. この理由として, 生化学的に観察されたp38の活性変動は腸などの発現量の多い細胞種における活性変動を反映していた可能性がある. そこで現在, 実際に記憶形成を促す振動刺激によるトレーニングを行い, AVAニューロンに発現させたプローブの蛍光強度に変化があるかを観察している. 一方, 遺伝子発現制御ツールをAVAニューロンに発現させた線虫株の作製に成功した. 現在, 記憶形成能への影響を評価している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既に生化学的実験からは記憶媒体と予想される分子メカニズムを捉えているが, 本研究では, これを構成的に理解するために, 計測系と操作系を作製までは行ったが, 実際の線虫の記憶操作までには至らなかった. しかしながら, 今後, これを継続し, 仮に記憶操作まで至れば, これまでの要素還元主義的なアプローチとは異なる切り口により, 記憶の分子メカニズムを示すことができることから, 学術的・社会的に大きな意義が期待される.
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