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構成的アプローチによる体節時計の仕組みの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16KT0178
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 構成的システム生物学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

松田 充弘  国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (10709752)

研究期間 (年度) 2016-07-19 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード遺伝子発現振動 / 再構成 / 体節時計 / 人工遺伝子回路 / 振動 / 同調 / 遺伝子回路 / 細胞間同調
研究実績の概要

本研究は遺伝子発現振動の仕組みを構成的に理解することを目的とした。これまでに得られている知見をもとに、培養細胞に人工的な遺伝子回路を再構成し遺伝子発現振動を再現しようとしたができなかった。そこで、これまでの知見は十分ではないと考え、実際の遺伝子発現振動を解析できる系の開発・理解を目標とし、体節時計に着目した。
体節時計は未分節中胚葉の細胞においてみられるHes遺伝子の転写ネガティブフィードバック回路を中心とした仕組みで実現される遺伝子発現振動である。この発生期に見られる遺伝子発現振動をin vitroで再現することを目的とした。
本研究でマウスES細胞を未分節中胚葉様の細胞にin vitro誘導し、遺伝子発現を観察することに成功した。ES細胞をActivinとFGFで処理することで、エピブラストステムセル(EpiSC)に誘導し、その後TGFb、BMP阻害剤、さらにCHIR、FGFで処理することでHes7の遺伝子発現振動が安定してみられる系の開発に成功した。
本研究は当初ロバストな遺伝子発現振動の再構成を目的とし、それが遺伝子発現振動要素と細胞間同調要素を組み合わせることで実現されるものと考えていた。しかしin vitro誘導した未分節中胚葉の細胞で見られる遺伝子発現振動は同調要素がなくてもロバストであることが分かった。この結果は現在論文投稿中である。今後はどのような機構がロバストな振動を実現しているかについて解析を進め、その機構によって人工的な遺伝子発現振動の再構成がなされるであろう。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Repression of Notch signaling by Dlx2 and Bend32016

    • 著者名/発表者名
      松田充弘
    • 学会等名
      the 10th Notch Meeting
    • 発表場所
      国立遺伝学研究所
    • 年月日
      2016-10-05
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-07-20   更新日: 2023-03-08  

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