研究課題/領域番号 |
16KT0181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
グローバル・スタディーズ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
島田 竜登 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80435106)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | グローバル・ヒストリー / グローバル経済史 / 世界の一体化 / 世界商品 / 貿易史 / 海域史 / 消費文化 / 多様性 / 経済史 / 交流史 / プランテーション / 東インド会社 |
研究成果の概要 |
本研究はグローバル化の初期局面を分析し、グローバル化の意味を歴史的に問うことを目的とした研究である。具体的には、16世紀から19世紀という期間において、地域的に全世界を対象とし、グローバル商品15品目の生産、流通、消費文化を検討した。さらに、グローバル商品の消費などをもとに文化圏を析出し、世界が多様な文化圏から構成されており、グローバル化の進展にもかかわらず、消費の立場からは多極化していたことを明らかにすることを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
16世紀から19世紀にかけてのグローバル化の初期局面の特徴を実証的に明らかにし、生産や流通は確かにグローバル化し、量的にも拡大したが、グローバル商品の消費については依然として地域的な偏りがあり、世界の消費文化は多様であったことが判明した。また、こうしたグローバル・ヒストリー研究の成果を社会的に還元することにもつとめ、放送大学のテレビ講義や高等学校の世界史系の教科書に反映させることができた。
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