研究課題/領域番号 |
16KT0188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
人工物システムの強化
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
吉川 雅弥 名城大学, 理工学部, 教授 (50373098)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 認証 / セキュリティ / 認証システム |
研究成果の概要 |
Internet of Things (IoT) では,ネットワークで安全性を確保するためには,適切な認証を行うことが重要である。しかし,実装面積の観点から従来のパソコンを中心とするIT技術での認証システムを適用することは出来ない。さらに,従来の認証で使用される標準暗号は,計算量的安全性は保障されているが,サイドチャネル攻撃に対しては脆弱であることが明らかになってきた。そこで,申請研究では,IoTハードウェアを指向した認証システムを新たに開発した。この認証システムでは,複数の手法を組み合わせて,様々なサイドチャネル攻撃耐性を向上させることで,安全性を強化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義は,Internet of Things時代におけるネットワークでの安全性を確保できることである。様々なデバイスが接続されているネットワークでは,各デバイスの認証が安全性を確保する上で最も重要な方法であるが,従来のパソコンを中心とするIT技術での認証システムは,実装制約があるIoTデバイスに適用することが難しい。そのため,本研究でのIoTハードウェアを指向した認証システムは,安全なネットワークを実現する上で社会的意義が大きい。
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