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児童と教師のための機械的・工学的ものづくり教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17011010
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関茨城大学

研究代表者

伊藤 吾朗  茨城大学, 工学部, 教授 (80158758)

研究分担者 伊藤 伸英  茨城大学, 工学部, 講師 (70203156)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
2006年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2005年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
キーワード工学教育 / 実践教育 / ものづくり / 創造性 / 児童
研究概要

昨今,ものづくりに興味や関心を示さない児童が多くなる傾向にあるとの報告が様々な機会で指摘さており,これからの日本の科学技術を担う児童の創造的人材育成のためには,児童が本来もつ創造性や独創性をいかに引き出すかが重要となっている.このためには,まず,児童がものづくりの体験を通して自然法則や論理的手法を学ぶことの楽しさを実践し,自分のアイディアや夢を実現することができる創造性を養う教育プログラムの開発と同時に,ものづくりの実践の場を与えることが必要不可欠となっている.
この目的に沿って(1)金属に触れること,(2)素材としての金属を考えることを念頭にものづくりの教室を開催した.
本年度は,平成18年10月7日に多賀公民館において小中学校を対象に「大空を翔ける 空き缶飛行機をつくろう」と題して,500mlのアルミ缶より飛行機の製作教室を開催した.飛行機の製作と共に素材となるアルミ缶の製造方法,アルミニウムのリサイクルの現状などを説明し,素材としての金属を考える学習内容とした.平成18年12月26日に日立科学館にて小学生を対象とした「卑弥呼の銅鏡をつくろう」を,また平成19年3月28日には茨城大学内において「オリジナル銅鏡をつくろう」の体験型ものづくり教室を実施した.本教室は,インターネットの利用方法,NCプログラム教育と工作機械を用いた機械加工から構成されているものであり,本作業を通して工学的なものづくりの楽しさを体験すると共に工作機械への親近感を持たせる学習内容とした.これらのプログラムの実践により近隣の小中学校との連携も密になり,機械的・工学的ものづくり教育に対する理解も深まってきている.平成18年12月26日に行った教室は,新聞やTVの取材を受けた.

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 その他

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 児童のための機械的ものづくり教育の実践2006

    • 著者名/発表者名
      伊藤伸英, 伊藤吾朗
    • 雑誌名

      工学教育誌 Vol.54,No.4

      ページ: 55-60

    • NAID

      10024777671

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 児童のための機械的ものづくり教育の実践

    • 著者名/発表者名
      伊藤伸英, 伊藤吾朗
    • 雑誌名

      工学教育 採択決定(掲載未定)

    • NAID

      10024777671

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2018-03-28  

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