研究課題/領域番号 |
17011013
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
鈴木 久敏 筑波大学, 大学院ビジネス科学研究科, 教授 (10108219)
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研究分担者 |
猿渡 康文 筑波大学, 大学院ビジネス科学研究科, 助教授 (00292524)
牧本 直樹 筑波大学, 大学院ビジネス科学研究科, 助教授 (90242263)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2006年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | ネットワーク / シミュレーション工学 / 統計数学 / 数理工学 / 教育学 / 数学的思考 / 数学 / 情報 / 高校生 / 教育プログラム |
研究概要 |
児童生徒の「理科離れ」、「数学嫌い」が叫ばれて久しい。その原因の多くは、教える内容が抽象的で、多くの教師の努力にも関わらず、児童生徒にとってそれらを学ぶ面白さ、学ぶことの価値を見出せるような教育プログラムや教材が少ない点にあると考える。本研究では、高校レベルの生徒を対象に、数学的思考を必要とする彼らの身近な課題を取り上げ、その課題解決を通して、数学を学ぶことの意義を体験させ、彼らの数学的思考能力を向上させる教育プログラムや教材を開発するとともに、実際に高等学校における教育現場に適用し、その効果を検証することを目的としていた。 研究代表者は研究分担者とともに研究会を1〜2ヶ月に1回の割合でほぼ定期的に開催し、高校教員の協力・助言を受けながら、高校生向けの身近な題材を取り上げた数学教材の開発構想を議論した。また手分けして高校で使われている様々な数学教科書の調査結果や大学教員・高校教師等に対するヒアリング結果を受けて、開発教材の選定を行った。さらに、高校側との授業実施計画の打合わせ等の中で、現実の高校教育において新たな教育プログラムを追加するだけの時間的余裕がないことが分かり、教育プログラムの開発・試行の研究計画は諦め、専ら教材の開発に力を注ぐことにした。これらを受け、各分担者が高校生の日常生活、高校生が感心を持ちそうな話題の中から、数学的要素を含むテーマを取り上げ、具体的な教材のプロトタイプを作成した。各分担者が作成したプロトタイプを持ち寄り、研究代表者・研究分担者の間で批評と、高校数学のレベルに合わせた改善の議論を行い、それをフィードバックする形で完成教材を作成した。こうして作成した教材を、高校側の協力を得て特別に授業時間を確保してもらい、実際に研究代表者・研究分担者が高校の教壇に立ち、直接、当該教材を使用した授業を行ない、高校生の直の反応を確認し、教材の効果を検証した。
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