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音声電圧・電流計を使ったコンピュータのしくみを体験する教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17011039
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関愛知教育大学

研究代表者

児玉 康一  愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (70211901)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード盲学校 / 理科教材 / コンピュータ / 音声 / エレクトロニクス / 教材 / PIC
研究概要

[1]自立型音声式テスタの教材化
自立型音声式テスタのプログラム機能を使った教材化の試行として、東京高等専門学校の高橋三男先生の開発された酸素センサに音声出力機能を付ける事を題材に、学部4年生を対象にして行った。酸素センサは、酸素濃度に比例した電圧を出力するデバイスであるので、自立型音声式テスタでこの酸素センサの出力電圧を読み取り、酸素濃度に変換した数値を音声で読み上げるというプログラムの作成を試みた。さらに、酸素濃度の時間変化を分かりやすく表現するために、数値ではなく、酸素濃度に応じた周波数の音を出力する機能の付加も試みた。自立型音声式テスタ内部の基本プログラムを利用する事により、短いプログラムでこれらの機能を実現する事ができた。
[2]感光器の自作キット化
盲学校の理科実験でよく使われる「感光器」を題材にして、盲学校の生徒がエレクトロニクスの基本を学べる様に、彼ら自身が自作できる様に作り方を工夫した回路キットの開発に着手した。「感光器」というのは光の強弱を音の強弱または高低に変換する補助教材である。特定の方向からの光だけに反応する様に指向性を持たせてあり、水溶液の透明度の変化や太陽の向きの観測など、盲学校での様々な理科実験で使われている。非常に便利な道具であるが市販品は一台1万円程度する。筑波大学の鳥山由子先生の発案で、発展途上国でも使える様に、価格を一台1000円以下に抑えた廉価版の感光器を開発したが、これをベースにして盲学校の生徒自身が製作できるキットの開発に着手した。試作機を作成し盲学校の全盲の先生に評価してもらうなど改良を始めた所である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 盲学校で使える音声式電圧・電流計の開発2006

    • 著者名/発表者名
      児玉康一
    • 雑誌名

      化学と教育 Vol.54, No.5

      ページ: 256-256

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2018-03-28  

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