研究課題/領域番号 |
17011063
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 同志社女子大学 |
研究代表者 |
余田 義彦 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)
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研究分担者 |
山野井 一夫 筑波学院大学, 情報コミュニケーション学部, 講師 (70230521)
垣花 京子 筑波学院大学, 情報コミュニケーション学部, 教授 (50248754)
荒木 勉 筑波学院大学, 産業技術学部, 教授 (70232048)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
2006年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2005年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 科学的創造性 / 科学教育 / モバイル学習 / 協調学習 / 動機づけ |
研究概要 |
1.システム開発 ○モバイル学習システム「スタディノートポケット」の改良 プログラムのリファクタリングとユーザインタフェースの改善を行い、安定性と応答性、拡張性、操作性を高めた。 ○利用環境設定用ユーティリティの開発 システムをどの学校へ持ち運んでも、ユーザ情報やネットワーク環境をすぐにその学校のものに合わせ、使い始めることができるしかけが必要になった。そこで、それを可能にするユーティリティを開発した。 2.フィージビリティスタディ ○授業実践とその成果 研究協力校3校でフィージビリティスタディを実施した。授業実践は、総合的な学習や理科、算数に加え、生活科でも行われた。その結果、システムは低学年の児童でも使いこなせ、学習に役立てられることが確認できた。 また、授業実践を通してアノテーティッドフォト(注釈付き写真)と呼ぶシステムの活用法を確立することができた。この方法は、観察したりアイデアを記録するとき、その場で対象をカメラで撮影し、その画像の上にペンを使ってコメントや説明などを書き込んでいく方法である。この方法を使うと、児童の"気づき"が視覚的なものだけに偏らず、触覚や嗅覚など様々な感覚に基づくものまでも記録され(従来の観察方法と比較して両側検定で有意差あり)、後で学習を深めていくために役立てられることが学習記録の分析を通して確認できた。 ○ワークショップ・研修会とその成果 夏期休暇中に小中学校の先生方を対象としてワークショップを実施し、システムの効果的活用法について研修を深めてもらうとともに、システムの有用性や操作性についての評価を行ってもらった。その結果、多くの先生がシステムの実効性を高く評価しており、自分の授業でも利用したいと考えていることが確認できた。
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