研究課題
特定領域研究
癌抑制遺伝子であるp16^<INK4a>の発現をマウスの生体内でリアルタイムに解析出来る新しいシステムの開発に成功した。このシステムを用いてp16^<INK4a>の生体内での発現動態を解析した結果、p16^<INK4a>は個体老化に伴い様々な組織で発現するのみならず、ゲノムの守護神として働くp53が失活した場合には、発現レベルが更に増大することで発癌を防御していることを見出した。これらの結果は、癌抑制機構の解明に大きく貢献すると同時に個体老化と発癌との関係解明にも貢献した。
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