研究課題/領域番号 |
17015024
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2005年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | がん / 一塩基多型 / 遺伝子解析 / ヌクレオシド / 蛍光 |
研究概要 |
本研究は、がん遺伝子をターゲットとした簡便変異解析システムを開発することはもちろんのこと、本提案の分子システムが遺伝子多型解析法を一変させるオプティカルデバイスとして作用する日本発の遺伝子解析技術の確立を目指した。その結果として、(1)本研究の基礎になる塩基識別型蛍光性核酸塩基のライブラリーの作成を強力に押し進めた結果、微視的環境によって蛍光が変化する新しい蛍光色素を導入した蛍光性塩基を作成することができた。これを核酸塩基に導入して新しい塩基識別型蛍光性核酸を得た。この蛍光色素を使うことによって、透過率などの面で検出装置の簡素化できただけでなく、2波長検出系での遺伝子多型解析システムの開発まで到達することができた。(2)塩基識別型蛍光性核酸塩基を含む核酸プローブの設計の指針化を目指した。がん関連遺伝子BRCA1での変異やフィラデルフィア染色体遺伝子BCR/ABLなどのタイピングを行うためのプローブを設計し、それらの蛍光応答を確認することができた。(3)オーダーメイド医療のために必要な塩基識別型蛍光性核酸のアレイの作成を行った。この核酸プローブは、溶液中で混ぜるだけで配列を判別できる。私は、核酸プローブをマイクロタイタープレート上に並べ、プローブのアレイを作成した。このアレイに対して標的核酸をハイブリダイゼーションさせたとき遺伝子のタイピングを行うことができた。つまり、「がん診断チップ」のような同時多項目解析が可能ながん遺伝子解析システムへ向けて大きく前進することができた。
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