研究課題/領域番号 |
17016016
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
前田 愼 (2008-2009) 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (40415956)
小俣 政男 (2005-2007) 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90125914)
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研究分担者 |
榎本 信幸 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (20251530)
佐々木 茂 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10305229)
金井 文彦 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (70334399)
立石 敬介 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (20396948)
田中 康雄 東京大学, 医学部附属病院, 寄附講座教員 (40422290)
吉田 晴彦 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60240305)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
71,500千円 (直接経費: 71,500千円)
2009年度: 13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
2008年度: 13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
2007年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
2006年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
2005年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
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キーワード | 癌 / 遺伝子 / ゲノム / 炎症 / プロテオミクス / 臨床 / プロオミクス / 生体マーカー / 肝癌 |
研究概要 |
数百にも及ぶ多数例の肝がん検体および血清検体からの網羅的遺伝子発現、タンパク発現解析により肝がん関連分子群、生体マーカーを同定、さらには全国多施設共同臨床試験(第2相)まで発展させた。具体的な研究成果としては1)女性の肝発がん率とIL-6が相関すること、2)生体マーカー候補としてPlatelet Factor 4(PF4), Angiogenin(ANG), TIMP-1, Serpin E1(PAI-1), VEGFが肝がん腫瘍部で有意に高発現しHedgehogシグナルの抑制因子であるHIP(Hedgehog Interacting Protein)の発現が低下すること、3)肝がん局所治療後にproapolipoprotein,α2-HS glycoprotein, apolipoprotein A-IV precursor, PRO1708/PRO2044 の4種類のタンパクが血清中で減少、leucine-richα2-glycoprotein、α1-antitrypsinなど7種類のタンパクが増加すること、4)DCP陽性例は高齢男性に多く、DCPが肝癌の門脈腫瘍塞栓の予測因子であることなどを明らかにし、5)ビタミンK2による肝細胞癌再発抑制の全国多施設共同臨床試験(第2相)を行ったことなどがあげられる。
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