配分額 *注記 |
45,000千円 (直接経費: 45,000千円)
2009年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
2008年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
2007年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
2006年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
2005年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
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研究概要 |
ERK-MAPキナーゼ経路が恒常的に活性化されたがん細胞において,MEK阻害剤でそれを遮断しても有意な細胞死誘導には至らない。一方,MEK阻害剤と併用することで,微小管重合阻害剤,及びHDAC阻害剤の細胞死誘導効果が,極めて顕著に増強されることを見出した。すなわち,単独では顕著な抗腫瘍効果を示さない微小管重合阻害剤/HDAC阻害剤が,MEK阻害剤と併用することで,極めて顕著な増殖抑制、さらに腫瘍萎縮効果を示すことを,動物個体レベルで確認した。これより,上記薬剤の組み合わせ併用が,有効ながん化学療法に繋がる可能性を提示するに至った。
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