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ミヤコグサを基準としたダイズのゲノム特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17018005
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関千葉大学

研究代表者

原田 久也  千葉大学, 園芸学部, 特任教授 (70011913)

研究分担者 篠崎 一雄  理化学研究所, 植物科学研究センター, センター長 (20124216)
梅澤 泰史  理化学研究所, 植物科学研究センター, 特定協力研究員 (70342756)
佐藤 修正  かずさDNA研究所, 植物遺伝子研究部, 研究員 (70370921)
研究期間 (年度) 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
2005年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
キーワード植物 / ゲノム / 遺伝子
研究概要

ダイズの完全長cDNAライブラリーの19,436クローンについて末端領域塩基配列を決定した。品質の低い配列を削除して、19,103(両端15,019、片端4,084)が解析の対象になった。スプライスバリアントを独立と見なすと独立クローンの数は10,261となり、重複率は46.3%であった。独立クローンについてアノテーションを行なった。ライブラリーの品質が高いことが判明したので、クローンの充実には既存のライブラリーからさらにクローンをピックアップすることで十分に達成できると判断し、新たに2万クローンを単離して末端領域塩基配列を決定した。完全長cDNAクローンの両端塩基配列から設計したプライマーによるPCR産物を制限酵素の組み合わせApaI/RsaI、AluI/HaeIIIで処理後SSCP法で多型解析を行なうため、処理条件、泳動条件を検討した。その結果PCR産物は変性溶液に溶解後、95℃、5分加熱後直ちに氷上に保存すること、多型解析は非変性不連続電気泳動法により、4℃で、200V、7時間行なうことによりよい結果が得られることがわかった。この手法をCAS-SSCP(cleaved amplified sequence-single strand conformation polymorphism)法と名づけた。完全長cDNAの塩基配列から設計したプライマーで増幅産物が得られたもののうち、CAS-SSCP法で約40%が両親間で多型を示した。現在までにマッピング可能な48のマーカーが得られた。ダイズの組換え近交系を用いて、23クローンのマッピングが終了した。またミヤコグサの根粒で強く発現しているcDNAクローン19をRFLP法により同じ組換え近交系を用いてマッピングした。ミヤコグサのオルソログを同定して、今までのマーカーを含めて全体で261の共通マーカーの位置を決定することが出来た。これらのマーカーに基づきミヤコグサを中心にダイズとの比較地図を作製した。今までのシンテニーブロックが伸びたり、新たなブロックが加わった領域があり、比較地図を充実することが出来た。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2018-03-28  

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