研究課題/領域番号 |
17019033
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
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研究期間 (年度) |
2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 個別化医療 / 蛍光 / ヌクレオシド / 遺伝子解析 / 一塩基多型 |
研究概要 |
本研究では、疾患感受性遺伝子をターゲットとしたSNP解析システムを開発することはもちろんのこと、本提案の分子システムが遺伝子多型解析法を一変させるオプティカルデバイスとして作用する日本発の遺伝子解析技術を世界に提供することを目指した。その結果として、(1)本研究の基礎になる塩基識別型蛍光性核酸塩基のライブラリーの作成を強力に押し進めた結果、微視的環境によって蛍光が変化する新しい蛍光色素を導入した蛍光性塩基を作成することができた。これを核酸塩基に導入して新しい塩基識別型蛍光性核酸塩基を得た。また、この蛍光色素を使うことによって、透過率などの面で検出装置の簡素化できるだけでなく、2波長検出系遺伝子多型解析システムもまた開発することができた。(2)塩基識別型蛍光性核酸塩基を含む核酸プローブの設計を指針化を行った。日本人の低薬物代謝(PM)の原因とされる遺伝子CYP2A6やCYP2D6などに含まれる種々のSNPのタイピングを行うためのプローブを設計し、それらの蛍光応答を確認することができた。(3)個別化医療のために必要な塩基識別型蛍光性核酸のアレイを作成した。この核酸プローブは、溶液中で混ぜるだけで配列を判別できる。私は、核酸プローブをマイクロタイタープレート上に並べ、アレイを作成した。それらに対して標的核酸をハイブリダイゼーションさせることによって、SNPのタイピングを効率的に行うことができた。つまり、「SNPチップ」のような同時多項目解析が可能な遺伝子解析システムへ向けて大きく前進することができた。
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