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テトラサイクリン依存性転写制御システムを利用した神経細胞のマーキング

研究課題

研究課題/領域番号 17024033
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関京都大学

研究代表者

横井 峰人  京都大学, 医学研究科, 科学技術振興助教授 (40283618)

研究期間 (年度) 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード脳 / 遺伝子 / マウス遺伝子 / テトラサイクリン依存性転写制御システム / 蛍光タンパク
研究概要

脳機能の解析を進める上で、特定の脳部位におけるある神経細胞群をマークし、その神経細胞全体(すなわち樹状突起、細胞体、軸索)あるいは一部の機能部位を可視すること、電位変化や伝達物質放出状態をモニターすること、さらにはその細胞群で特定の機能分子を導入あるいは抑制することができれば、それは非常に強力な解析ツールとなる。
本研究は、テトラサイクリン依存性転写制御システムを利用して特定の神経細胞群をマークすることにより、効率よくかつ再現よく、神経細胞の可視化、活動性のモニタリング、機能分子の操作を可能にするツールの開発を目的とする。
線条体の投射神経細胞であるmedium spiny neuron (StMSN)選択的にtTA (tetracycline-controlled transactivator:テトラサイクリン制御性トランス活性化因子)を発現するマウスライン(StMSN-tTA)をtTA driver lineとして使用し、このマウスとtetO(テトラサイクリン依存性プロモーター)-"X" responder lineマウスを交配させることにより、線条体medium spiny neuronに効率よく種々の分子"X"を発現させることを試みている。
これまでに、tetO-nlacZ (nuclear localization signal - lacZ), tetO-EGFP, tetO-EYFP, tetO-ECFP, tetO-DsRed.T3 (DsRed-express),tetO-synaptopHluorin (VAMP2 - pH sensitive GFP variant)トランスジェニックマウスを作成した。これらのマウスとStMSN-tTAマウスとの交配により得られたダブルトランスジェニックマウスを用いて導入分子の発現を解析した。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Transgenic expression of Cre recombinase in mitral/tufted cells of the olfactory bulb.2005

    • 著者名/発表者名
      Nagai, Y., Sano, H., Yokoi, M.
    • 雑誌名

      Genesis 43

      ページ: 12-16

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2018-03-28  

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