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線虫C.elegansにおけるエンドサイトーシスの分子メカニズムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 17028006
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関群馬大学

研究代表者

佐藤 健  群馬大学, 生体調節研究所, 助教授 (30311343)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2006年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワード線虫 / C.elegans / エンドサイトーシス
研究概要

我々は線虫C.elegansをモデルとして,卵母細胞による卵黄タンパク質のエンドサイトーシスのメカニズムについて解析を行ってきた.これまでに分離された卵母細胞によるエンドサイトーシスに欠損を示す変異株rme(receptor-mediated endocytosis defective)のうち,本年度は主にrme-4変異株の解析を行った.線虫の卵母細胞による卵黄の取り込みはレセプターを介したエンドサイトーシスによって行われており,哺乳類細胞のLDLの取り込みと類似のメカニズムであることが知られている.新たに分離されたrme-4変異株は、この卵黄のエンドサイトーシスに異常を示し、産卵される卵の数が減少することが明らかとなった.さらに、C.elegansの体腔に存在するスカベンジャー細胞coelomocyteによる液相のエンドサイトーシスにも異常を示すことから、この原因遺伝子は両者のエンドサイトーシスに共通に働くことが示唆されたrme-4変異の原因遺伝子を同定した結果、新規の可溶性タンパク質をコードしており、生殖腺だけではなく、神経などの組織でも広範に発現していることが判明した.このRME-4遺伝子産物に緑色蛍光タンパク質を融合し、その細胞内局在性を解析したところ卵母細胞において細胞質と細胞膜に存在していることが明らかとなった(投稿準備中).

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Caenorhabditis elegans RME-6 is a novel regulator of RAB-5 at the clathrin-coated pit.2005

    • 著者名/発表者名
      Miyuki Sato
    • 雑誌名

      Nature Cell Biology 7・6

      ページ: 559-569

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] バイオ研究マスターシリーズ タンパク質の一生集中マスター 細胞における成熟・輸送・品質管理2007

    • 著者名/発表者名
      遠藤 斗志也
    • 総ページ数
      146
    • 出版者
      羊土社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2018-03-28  

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