研究課題/領域番号 |
17028041
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
白根 道子 九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (90398082)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2005年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
|
キーワード | FKBP38 / プロテアソーム / ミトコンドリア / ノックアウトマウス / シャペロン |
研究概要 |
(1)FKBP38とプロテアソームの結合解析 FKBP38結合タンパク質複合体解析の結果、プロテアソームのほぼ全てのコンポーネントを同定した。その他に、ユビキチン、Hsp90複合体、いくつかの機能未知のタンパク質が同定された。これらの結果より、FKBP38がユビキチン・プロテアソーム経路に関与していることが予想された。申請者は293T細胞において、内在性のFKBP38とプロテアソームが確かに結合していることを確認した。また、FKBP38のプロテアソーム結合部位を同定した。さらに、Far-Western法によりプロテアソームのFKBP38結合サブユニットを特定した。特定されたサブユニットについてリコンビナントタンパク質を作製し、細胞内および試験管内でFKBP38との結合を確認した。 (2)FKBP38とプロテアソームが結合する細胞内部位の同定、およびFKBP38によるプロテアソームの局在制御への関与の解析。 細胞にタグを付加したFKBP38とプロテアソームを共発現させ、両者が共局在する細胞内部位を同定した。また、FKBP38のミトコンドリア局在に伴ってプロテアソームがミトコンドリアに局在変化するか調べた。 (3)FKBP38によるプロテアソーム活性制御の解析。 予備的研究によりFKBP38ノックアウトマウスを作製したが、本研究でコントロールマウスおよびFKBP38ノックアウトマウスのPEFのタンパク質抽出液を用い、試験管内でプロテアソーム活性を測定した。
|