研究課題/領域番号 |
17030013
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
福家 英之 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 助手 (10392820)
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研究分担者 |
山上 隆正 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 教授 (40013718)
井筒 直樹 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 助手 (90184639)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 気球 / 姿勢制御 / スターカメラ / 位置天文学 / 画像認識 / 制御工学 |
研究概要 |
本研究は、観測器の姿勢制御を高精度で行うために必要な、スターカメラを利用した気球搭載型の方位角センサーの開発を目的とする。近年、民生品のCCDの性能向上に伴い、冷却不要な高感度CCDカメラの活用が容易になってきた。また、カメラのデータを取得するためのシステムも市販品を応用することで、高性能かつ低消費電力のものを簡便に構築できるようになってきているそこでCCDカメラで撮像した星の画像情報をもとに機上でオンライン処理して方位角を算出する気球搭載型システムの構築を行う。開発が進められている方位角制御システムと発展的に融合させることにより、これまでよりも高精度な姿勢制御システムを構築する事が可能となる。 本平成18年度は、以下の開発を行った。 ・CCDカメラから画像データを取り込むためのPC104規格のメモリ搭載型CPLDボードをし氏力で動作することを確認した。また、画像データを取り込む処理スキームを併せて開発した。 ・前年度に開発した画像データから方角を求めるプログラムの改良を進め、算出速度と算出制度を実用できるレベルにまで向上させた。 ・CCDカメラおよび各ボードをシステムとして組み合わせ、地上で実際に星空を撮像して、スターカメラシステムとして十分な性能を有することを確認した。 ・開発したスターカメラシステムを気球搭載仕様として実装し、我々の研究室で開発されている自動方位角制御装置と組み合わせて気球実験に搭載して性能評価を行う準備を行った。
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