研究課題/領域番号 |
17039012
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
GUYON Olivier 国立天文台, ハワイ観測所, RCUH職員 (90399288)
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研究分担者 |
高見 英樹 国立天文台, ハワイ観測所, 助教授 (00270455)
EUGENE Pluzhnik 国立天文台, ハワイ観測所, 特別客員研究員
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
2006年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | Adaptive optics / Exoplanet / Coronagraphy / Imaging / Star formation / High angular resolution / 太陽系外惑星 / 補償光学系 / 光学系 / コロナグラフ / 高いコントラスト / 撮像 |
研究概要 |
本研究の目的は、高ダイナミックレンジ撮像を実現するために、スペックル制御方式を開発し、それを実証することである。この技術は、将来の地上および宇宙望遠鏡において太陽系外惑星を直接撮像するためのものである。平成17年度には、スペックル制御装置を開発しテストを行なった。それとともに用いるコロナグラフと組み合わせた試験を行なった。平成18年度は、これらを使ったスペックル制御の実験を開始した。 これまで、この実験によって回折限界の1.5倍離れたところで6.5x10^<-7>のコントラストを実現した。これはもとのスペックルを1/1000に低減したことになる。また、これによって通常の性能の鏡と可変形鏡を使ってもこのように高いレベルのスペックル低減が可能であることが確認された。 これらの結果は、査読論文への投稿および、いくつかの国際学会での発表のために現在まとめられつつある。 この結果は、今後すばるで実用として使う高コントラスト装置開発を始めるについては、非常に有効である。この装置は、PIAA型コロナグラフとExtreme-AOを組み合わせたもので、それにスペックル制御を組み込む。このプロジェクトの詳細は、http://www.naoj.org/staff/guyon/ExtremeAO/index.htmlを参照されたい。
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