研究課題/領域番号 |
17065010
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
丸岡 啓二 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20135304)
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研究分担者 |
大井 貴史 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80271708)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
129,400千円 (直接経費: 129,400千円)
2008年度: 20,400千円 (直接経費: 20,400千円)
2007年度: 20,400千円 (直接経費: 20,400千円)
2006年度: 46,500千円 (直接経費: 46,500千円)
2005年度: 42,100千円 (直接経費: 42,100千円)
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キーワード | 炭素資源 / 有機酸塩基触媒 / 高度分子変換 / プロセス有機合成化学 / キラル相間移動反応 / 光学活性アミノ酸 / 二官能基性有機触媒 / キラルジカルボン酸触媒 / キラル相間移動触媒 / キラル二官能性アミン触媒 / 不斉アミノ化反応 / 不斉マンニッヒ反応 / アルドール反応 / キラルジカルボン酸 / イミノアザエナミン反応 / 炭素炭素結合形成反応 / アミノ酸 / 不斉共役付加反応 / 不斉アルドール反応 / 不斉分子変換反応 / 二官能基性触媒 / 不斉ヒドロキシアミノ化 / スピロ型アンモニウム塩 / クラウンエーテル / 人工アミノ酸 |
研究概要 |
本研究では、天然資源の少ない我が国で炭素資源を有効に活用し、今世紀の社会を支える技術基盤となる環境調和型の実践的有機合成プロセスの確立に向けて、金属を有しない有機酸塩基触媒を独自に創製し、これを有機合成化学の根幹をなす各種の炭素-炭素結合形成反応に応じて精密に修飾することで、これまで及びもつかないような反応性・選択性(位置、立体及び官能基)を備えた基盤的炭素骨格形成反応の案出を目指した。具体的には、プロセス有機合成化学で理想的な反応と考えられているキラル相間移動反応分野の開拓を強力に推進する。光学活性ビナフチル由来のテトラアルキルアンモニウム塩を始めとする各種の光学活性アミン由来のアンモニウム塩など、新しい型のキラル相間移動触媒の設計とともに、それらを活用した各種の不斉合成反応など広範なアニオン型炭素-炭素結合形成反応を開発し、従来の有機金属反応剤を使わなくてもよい反応系を構築した。また、二官能基性有機触媒やキラルジカルボン酸触媒の合理的分子デザインにも着手し、幾つかの新規不斉合成反応を開発した。
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