研究課題/領域番号 |
17067012
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
藤木 道也 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (00346313)
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研究分担者 |
郭 起燮 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 助手 (70362845)
内藤 昌信 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 助教授 (30346316)
尾之内 久成 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 助教授 (40418736)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
34,200千円 (直接経費: 34,200千円)
2008年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
2007年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
2006年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
2005年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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キーワード | ナノ材料 / 光物性 / 複合材料・物性 / 共役高分子 / セラミックス / 電子機能 |
研究概要 |
シグマ共役高分子・パイ共役高分子の超階層構造化と革新機能化へ向け、(1)階層的高分子場による弱い相互作用の検出・増幅・固定、(2)特異なトポロジー構造制御と物性・機能相関解明、(3)弱い相互作用によって構築されたポリシランから発光性シリコンセラミック変換の可能性を明らかにすした。非古典的な弱い相互作用をシグマ共役・パイ共役高分子材料システム構築の設計概念に予めプログラムすると、高分子、金属、セラミクスそれぞれ単独では実現が困難であった、分子情報→分子情報変換(発生、転写、増幅、記録、反転、消去)、分子情報→電磁場変換(分子→光・電子・熱)、ケイ素高分子→セラミックス物質変換できる可能性を示した。具体的には、1.CH/π相互作用による発光性高分子複合体の設計と発光イメージング(薄膜・ファイバー化)、強誘電性非発光性高分子/蛍光分子、発光性高分子/蛍光分子、発光性高分子/発光性高分子などの複合膜を作製し、誘電率の温度変化と発光スペクトル挙動・発光分子構造・配向構造相関を解明し、感熱性多色発光機能薄膜、蛍光イメージング薄膜・多孔質電界紡糸ファイバーへ発展できた。2.弱いCH/Si 間相互作用による発光性シリコン超階層構造体可溶性2次元有機ケイ素高分子(ポリシリン)のCH/Si 相互作用とSi-C 結合の熱解裂反応の精密制御により2~3次元的階層構造を持つ可視-近赤外域で発光する新規シリコン材料の創成に成功した。このように、弱い相互作用をキー概念として材料設計した高分子階層構造体が発光波長や強度変調などの機能を有することが明らかになった。これらの成果はACSのHeartCutとしての研究ハイライト、Elsevier のNanoTodayのトピックス紹介、Macromol. Rapid Commun.の表紙に掲載されるなどの対外的評価を得た。 シグマ共役高分子・パイ共役高分子の超階層構造化と革新機能化へ向け、(1)階層的高分子場による弱い相互作用の検出・増幅・固定、(2)特異なトポロジー構造制御と物性・機能相関解明、(3)弱い相互作用によって構築されたポリシランから発光性シリコンセラミック変換の可能性を明らかにすした。非古典的な弱い相互作用をシグマ共役・パイ共役高分子材料システム構築の設計概念に予めプログラムすると、高分子、金属、セラミクスそれぞれ単独では実現が困難であった、分子情報→分子情報変換(発生、転写、増幅、記録、反転、消去)、分子情報→電磁場変換(分子→光・電子・熱)、ケイ素高分子→セラミックス物質変換できる可能性を示した。具体的には、1.CH/π相互作用による発光性高分子複合体の設計と発光イメージング(薄膜・ファイバー化)、強誘電性非発光性高分子/蛍光分子、発光性高分子/蛍光分子、発光性高分子/発光性高分子などの複合膜を作製し、誘電率の温度変化と発光スペクトル挙動・発光分子構造・配向構造相関を解明し、感熱性多色発光機能薄膜、蛍光イメージング薄膜・多孔質電界紡糸ファイバーへ発展できた。2.弱いCH/Si 間相互作用による発光性シリコン超階層構造体可溶性2次元有機ケイ素高分子(ポリシリン)のCH/Si 相互作用とSi-C 結合の熱解裂反応の精密制御により2~3次元的階層構造を持つ可視-近赤外域で発光する新規シリコン材料の創成に成功した。このように、弱い相互作用をキー概念として材料設計した高分子階層構造体が発光波長や強度変調などの機能を有することが明らかになった。これらの成果はACSのHeartCutとしての研究ハイライト、Elsevier のNanoTodayのトピックス紹介、Macromol. Rapid Commun.の表紙に掲載されるなどの対外的評価を得た。
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