研究課題/領域番号 |
17071002
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
福山 寛 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00181298)
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研究分担者 |
森下 将史 (森下 將史) 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 助教 (90251032)
小形 正男 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60185501)
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連携研究者 |
小形 正男 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60185501)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
143,200千円 (直接経費: 143,200千円)
2009年度: 15,400千円 (直接経費: 15,400千円)
2008年度: 15,600千円 (直接経費: 15,600千円)
2007年度: 29,000千円 (直接経費: 29,000千円)
2006年度: 64,200千円 (直接経費: 64,200千円)
2005年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
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キーワード | 低温物性 / 量子流体 / フラストレーション / 強相関 / 超流動 / 多体交換相互作用 / フェルミ液体 / 低次元系 / スピン液体 / フェルミ流体 |
研究概要 |
2次元強相関フェルミ粒子系のモデル物質である、グラファイト上吸着第2層目のヘリウム3単原子層の熱容量と核磁気共鳴測定を0.1mKに至る超低温度まで行い、その低温量子相図を完成した。その結果、低密度での気-液相転移、フェルミ液体相のスピン揺らぎ効果、フェルミ液体相と低密度整合相の間に零点空格子点相が存在する可能性、低密度整合相でのギャップレススピン液体磁性、高密度非整合固相のフラストレート強磁性など多数の新奇量子相・量子現象が見出された。零点空格子点相では、2次元系にもかかわらずスピン-質量分離が起こり得ることも理論的に分かった。
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