研究課題/領域番号 |
17073008
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
渕上 壽雄 (淵上 寿雄) 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
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研究分担者 |
田嶋 稔樹 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助手 (50361770)
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連携研究者 |
稲木 信介 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教 (70456268)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
43,000千円 (直接経費: 43,000千円)
2009年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2008年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2007年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2006年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2005年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
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キーワード | イオン液体 / 有機電解合成 / 電解フッ素化 / フッ素化ポリマー / メディエーター / 超原子価ヨウ素化合物 / 高分子電解反応 / 導電性ポリマー / メデイエター / 有機電機合成 / Prince環化 / フッ素系ポリマー / イオン液体修飾電極 / 超音波化学 / テラヒドロピラン / チアシクロヘキサン / ピペリジン / 雪電解合成 / 電子移動 / 水素結合 / ジケトン / 脱硫フッ素化 / フッ化物塩 / メデイェーター / 電解重合 / 光触媒 |
研究概要 |
イオン液体は不揮発性、難燃性で導電性に優れ、しかも再利用可能なことから環境調和型合成プロセスに好適の反応媒体といえる。一方、クリーンな電気エネルギーを用いる有機電解合成には有機溶媒が多用されてきた。イオン液体を電解溶媒に用いれば有機溶媒を使用しない環境調和型有機電解反応プロセスが開発できるはずである。そこで、本研究では、フッ化水素酸塩イオン液体中での様々な有機化合物の電解フッ素化、超音波照射による電解フッ素化の高効率化、イオン液体固定型メディエーターによる電極触媒的脱硫フッ素化、イオン液体中での高分子化合物の電解脱硫黄フッ素化、イオン液体中での環化反応とそのポリマー合成への応用などについて検討し、所期の目的・計画をほぼ達成した。ここで開発した電解合成プロセスは今後、新規医農薬、電池材料・電子材料などの開発に大いに資するものと確信する。
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