研究課題/領域番号 |
17083023
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
井手 誠之輔 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (30168330)
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研究分担者 |
島尾 新 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (80170926)
藤岡 穣 大阪大学, 大学院・人文科学科, 教授 (70314341)
板倉 聖哲 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (00242074)
谷口 耕生 (谷口 構生) 奈良国立博物館, 学芸課, 研究員 (80343002)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
36,600千円 (直接経費: 36,600千円)
2009年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2008年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2007年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2006年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2005年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | 寧波仏画 / 雪舟 / 呉越国仏教 / 栄西 / 重源 / 史氏一族 / ネットワーク / 唐物 / 寧波 / 大徳寺五百羅漢図 / フリーア美術館 / 奈良国立博物館 / 高麗仏画 / 南宋院体画 / 舎利と羅漢 / 朝鮮王朝仏画 / 院体画 / ボストン美術館 / メトロポリタン美術館 / 書斎図 / 禅宗美術 / 雪舟筆天橋立図 / 宋元仏画 / 鎌倉彫刻 / 延慶寺 / 天童寺 / 阿育王寺 / 東錢湖 / 天台山 |
研究概要 |
本研究は、寧波という場で流通・集積されてきた絵画が、中国の美術文化の歴史でどのような意義をはらみ、さらにそれらを受容してきた日本で、いかに規範とされ変容さてきたのかを、そこで活動した人々のネットワークをたどることで、具体的かつ総合的に明らかにしようとした。研究会や2度にわたる国際シンポジウム(九州国立博物館、2006年度及び奈良国立博物館、2009年度)における議論をとおして、研究課題を多くの研究者間で共有化し深化させ、研究成果を、最終年度の2009年夏、奈良国立博物館で開催された特別展『聖地寧波』において、集約的にまとめて報告した。展覧会を通して寧波に関わるビジュアルイメージを社会史資料として活用するための基礎を確立することができたことは大きい。
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