研究課題/領域番号 |
17083037
|
研究種目 |
特定領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
近藤 一成 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90139501)
|
研究分担者 |
森田 憲司 奈良大学, 文学部, 教授 (20131609)
櫻井 智美 明治大学, 文学部, 准教授 (40386412)
鶴成 久章 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (20294845)
|
研究協力者 |
飯山 知保 早稲田大学, 文学学術院, 助教 (20549513)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
27,400千円 (直接経費: 27,400千円)
2009年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2008年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
2007年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
2006年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2005年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
|
キーワード | 東洋史 / 科挙 / 寧波 / 四明 / 士人 / 墓誌 / カルルク / 登科録 / 豊坊 / 臨海 / 皇明貢挙考 / 黄震 / 地方学 / 湖州 / 科拳 / 王応麟 |
研究概要 |
寧波地域を主な対象とし、時代を宋・元・明に限定して、科挙をキーワードに地域における士人社会の構造の通時的解明を行った。その結果、北宋が科挙制度の確立と士人社会の形成期、南宋が科挙社会と士人社会の成熟期であり、士人社会が自らの来歴の物語を作り出したことが明らかとなった。次の元代は科挙制度が消失したにもかかわらず士人社会は継続し、南宋士人社会の文化伝統を書籍の刊行などによって後世に伝え、科挙が復活した明代は士人社会の爛熟期であり、それらは、北宋の豊稷から明の豊坊に至る豊氏の歴史が雄弁に物語る。
|