研究課題/領域番号 |
17109005
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 誠二 関西医科大学, 医学部, 教授 (80201325)
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研究分担者 |
芦高 恵美子 関西医科大学, 医学部, 講師 (50291802)
松村 伸治 関西医科大学, 医学部, 講師 (70276393)
塚田 秀夫 浜松ホトニクス株式会社, 中央研究所, PETセンター長 (10393951)
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研究協力者 |
矢尾 育子 関西医科大学, 医学部, 助教 (60399681)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
112,450千円 (直接経費: 86,500千円、間接経費: 25,950千円)
2009年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2008年度: 16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2007年度: 24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2006年度: 26,260千円 (直接経費: 20,200千円、間接経費: 6,060千円)
2005年度: 33,020千円 (直接経費: 25,400千円、間接経費: 7,620千円)
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キーワード | 慢性疼痛 / 神経可塑性 / 神経再生 / 分子イメージング / 神経因性疼痛 / NMDA酸受容体 / 一酸化窒素 / プロスタグランジン / ミクログリア / 遺伝子改変マウス / ATP / PET / AMPA受容体 / PACAP / 脊髄 / グルタミンNMDA酸受容体 / PETによる分子イメージング / 疼痛マーカーの探索 |
研究概要 |
高齢社会の日本にとって慢性疼痛の適切な管理が患者本人の生活の質の向上だけでなく、慢性疼痛による経済的損失という社会面からも求められている。これまで帯状疱疹後神経痛をはじめとする神経因性疼痛は痛覚伝達系の形質転換や神経回路網の再構築といった非可逆的な器質的変化のため難治性と信じられてきた。本研究では神経損傷部位からの持続的入力によるタンパクのリン酸化や生理活性物質の産生亢進などの可塑的、機能的変化で神経因性疼痛が発症・維持されていることを明らかにした。慢性疼痛が治療可能であると考え、客観的診断法の確立、治療に向けた末梢神経の再生などのトランスレーショナル研究を推進した。
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