研究課題/領域番号 |
17200043
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
大矢 勝 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (70169077)
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研究分担者 |
片山 倫子 東京家政大学, 家政学部, 教授 (20056386)
駒城 素子 お茶の水女子大学, 生活科学部, 教授 (10077480)
渡辺 紀子 関東学院大学, 人間環境学部, 教授 (40079421)
尾畑 納子 富山国際大学, 地域学部, 教授 (60201406)
後藤 景子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (30243356)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
22,620千円 (直接経費: 17,400千円、間接経費: 5,220千円)
2006年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2005年度: 16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
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キーワード | 洗浄力試験 / 被服整理 / 洗濯 / ターゴトメータ / 人工汚染布 / 洗浄理論 |
研究概要 |
家政学会被服整理学分野の過去から現在に至る洗浄関連知識情報ネットワークを構築し、複雑系のシステムである洗浄に関する知識整理を行うために、[1]実用洗濯機レベル、[2]ターゴトメータ等による半実用試験レベル、[3]ビーカー・試験管・顕微鏡等での基礎試験レベルに分けての知識体系の整理を行った。具体的には、生活環境における洗浄試験に関する情報を整理する上で、I.生活に直結した洗浄(衣食住を中心とした洗浄の公的試験法、準公的試験法等に関する情報)、II.モデル系を用いた洗浄(繊維製品洗浄試験、人工汚染布、硬質表面の洗浄試験、モデル汚れと定量法、統計処理、総合評価の実例)、III.洗浄と基礎科学の接点(界面科学との接点、流体力学との接点など)の体系枠が提案された。また、(1)洗浄評価への画像処理の活用及び統計分布理論を用いた洗浄力解析法、(2)市販汚染布の評価、(3)人工汚染布による汚れと基質の洗浄性・再汚染性の評価、(4)家庭洗濯の洗浄力評価とライフサイクルアセスメント(LCA)、(5)油脂汚れの洗浄性の評価、(6)色素等モデル汚れの試験評価-油性色素汚れ-、(7)機能水を用いた洗浄性の評価に関する研究、(8)水晶振動子を用いた基礎的洗浄性評価、(9)気/液界面の移動に起因するメニスカス領域における液流の観察等の各種洗浄関連実験を行い、各分野での洗浄試験法の知識整理のための基礎データを得た。
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