研究課題/領域番号 |
17200048
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター |
研究代表者 |
山田 恒夫 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (70182540)
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研究分担者 |
清水 康敬 独立行政法人メディア教育開発センター, 理事長 (10016561)
三輪 眞木子 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90333541)
川嶋 辰彦 学習院大学, 経済学部, 教授 (40080353)
山口 和紀 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (80158097)
赤堀 侃司 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
OKAMOTO Toshio The University of Electro-Communications, Graduate School of Information Systems, Professor (60125094)
児玉 晴男 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (00353417)
岡部 洋一 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (50011169)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
47,580千円 (直接経費: 36,600千円、間接経費: 10,980千円)
2007年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2006年度: 19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2005年度: 20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
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キーワード | 学習オブジェクト / 横断的検索 / 学習コンテンツ流通再利用 / コンテンツレポジトリー / 多言語多文化対応 / デジタル著作権処理管理 / 教育の質保証 / 国際標準化 / 学習コンテンツ共有流通 / 国際情報交換 / 多国籍 / 学習コンテンツ共有再利用流通 |
研究概要 |
本研究課題は、知識基盤型社会や高等教育のグローバル化が進展する中、国内の高等教育機関や教員が国際通用性のあるコンテンツを開発蓄積し、海外へ国際発信できるための条件と環境を明らかにするために企図された。グローバルなコンテンツ流通のためのシステムアーキテクチャー、日本の実情にあった大学レポジトリー間の連携のあり方、国際通用性が高く地域対応化にも優れたコンテンツのあり方等について、研究開発を実施した。最終年度にあたり、研究成果報告書と成果公開用HPを作成した。 国際コンソーシアム連携研究班では、高品質かつ再利用可能なコンテンツとその開発環境の要件、メタデータ管理、横断的検索(federated search)、著作権等処理など、コンテンツ流通インフラシステム(学習コンテンツ流通再利用コンソーシアム)のもつべき機能を分析し、技術的要件と持続可能なビジネスモデルについて成果を集約した。横断的検索テクノロジー研究班では、学習コンテンツを国際的に共有するための標準メタデータ要素や語彙、横断的検索エンジン、メタサーチエンジン、有償学習オブジェクトの流通システムについて最新研究開発動向を分析した。コンテンツ品質保証研究班では、国際通用性の高い学習コンテンツの評価基準と品質保証システムに関する調査を行い、その最新研究開発動向を明らかにした。著作権処理システム研究班では、各国・地域の学習デジタルコンテンツ著作権およびその処理システムに関する調査を行い、現有する著作権情報データベースの国際化に向けた課題を整理した。学習コンテンツ国際標準化調査班では、国際標準化団体や各国・地域におけるコンソーシアムを対象に調査を行い、学習コンテンツの開発・蓄積・流通における国際標準化の最新動向について分析した。国内コンテンツレポジトリーモデル研究班では、名古屋大学、NIMEに設置した実験用レポジトリー・サーバーを用いて、レボジトリー間の連携や、コンテンツ流通再利用インフラとの連携に関する実証実験を実施し、具体的な方略を検証した。多言語多文化対応コンテンツ研究班では、「国際開発論・国際協力論」教材を題材に、日本とタイで比較研究を実施し、地域対応化(localization)の要件を明らかにした。
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