研究課題/領域番号 |
17202017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
若尾 政希 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (80210855)
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研究分担者 |
横田 冬彦 京都橘大学, 文学部, 教授 (70166883)
柏崎 順子 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20262389)
杉本 史子 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (10187669)
山本 英二 信州大学, 人文学部, 准教授 (20262678)
鈴木 俊幸 中央大学, 文学部, 教授 (00216417)
柳沢 昌紀 中京大学, 文学部, 教授 (60267896)
佐藤 貴裕 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (00196247)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
2007年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2006年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2005年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 出版 / 書物 / 社会変容 / 出版文化 / 写本 |
研究概要 |
1. <書物・出版>と<社会>との相互的関係の様相を解き明かしていくために、A書物・出版と環境、B本屋・出版、C写本と刊本、D流通、E享受者・読者、F作者・思想家の6つ研究項目班を設定した。 2. 日本各地でフィールドワークを行い、資料の整理・掘り起こしを行った。 3. 「書物・出版と社会変容」研究会を3年間で22回開催し、各研究項目班の成果を持ち寄るとともに、ゲストスピーカーに報告をお願いした。この研究会には、日本史だけでなく、近世文学、日本語学、書誌学、民俗学、宗教史等々、さまざま分野の研究者が集まり、学際的で刺激的な議論ができた。 4. 重点プロジェクトとして、『土芥寇讎記』、『武家諫忍記』、『武家勧懲記』『諫懲記後正』といった一連の「大名評判記」を取りあげ、その関係性を考察し、その成果として『「大名評判記」の基礎的研究』・『「大名評判記」の基礎的研究II』を発刊した。 5. 研究成果を取りまとめた雑誌『書物・出版と社会変容』を3年間で4号出し、あわせて32本の論考を載せた。研究論文の他、各地で掘り起こした史料の紹介やフィールドワークの報告等も掲載することができた。これとは別に、『一橋論叢』や全国学会である『歴史評論』においても、特集号を組むことができ、本研究の成果をアピールすることができた。
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