研究課題/領域番号 |
17204021
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
高橋 忠幸 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・高エネルギー天文学研究系, 教授 (50183851)
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研究分担者 |
安東 正樹 東京大学, 大学院・理学系・研究科, 助教 (90313197)
三代木 伸二 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (20302680)
戸田 知朗 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・宇宙情報・エネルギー工学研究系, 准教授 (60321569)
能町 正治 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90208299)
吉光 徹雄 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・宇宙情報・エネルギー工学研究系, 准教授 (60332152)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
50,050千円 (直接経費: 38,500千円、間接経費: 11,550千円)
2007年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2006年度: 15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2005年度: 23,660千円 (直接経費: 18,200千円、間接経費: 5,460千円)
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キーワード | 宇宙科学 / 宇宙物理 / 航空宇宙工学 / 人工衛星 / 制御工学 / 人口衛星 |
研究概要 |
「コンセントに差し込むような手軽さで実験装置を動かす事ができる」超小型衛星をめざした研究を行い、実証のための超小型宇宙実験プラットホームのアーキテクチャの研究を行った。SpaceWire標準を元にしたネットワーク型衛星アーキテクチャを考案し、実証機として、SpaceCube2と呼ばれる宇宙用計算機とそれとSpaceWireによって接続される超小型重力波検出器(超小型加速度計)の開発を行った。実証機は、SWIMと名付けられ、JAXAの技術実証衛星「SDS-1」に搭載された。SDS-1は2009年2月に打ち上げられ、初期動作確認試験の結果、SWIMは宇宙実験プラットホームとしての性能を発揮していることを確認した。SWIMの役割は2つあり、1つはSpaceWireを用いたコンピュータの宇宙実証、もう一つはインターフェースを簡略化および共通化することによって宇宙開発への敷居を低くして、宇宙機システム開発の経験がない人たちも参加できる宇宙実証用プラットホームを提供することである。本研究で行われた宇宙実証は、今後、密にネットワーク結合された次世代型の衛星を実現していく上で非常に有益である。また、超小型重力波検出器(超小型加速度計)を宇宙にて動作させたことは、今後重力波検出衛星を実現していく上で、大きなステップである。
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