研究分担者 |
川田 善正 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (70221900)
岩田 太 静岡大学, 創造科学技術大学院, 准教授 (30262794)
真田 俊之 静岡大学, 創造科学技術大学院, 助教 (50403978)
青島 紳一郎 浜松ホトニクス(株), 中央研究所, 室長 (70393931)
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配分額 *注記 |
47,320千円 (直接経費: 36,400千円、間接経費: 10,920千円)
2007年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2006年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2005年度: 21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)
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研究概要 |
マイクロ・ナノバブルが注目されているが,PDA(Phase Doppler Anemometer)や粒子干渉画像法では,高数密度下における計測は原理的に不可能である.これを克服し,混相流技術に新たな展開を拓くために,研究代表者がこれまでに研究開発してきたマイクロ光ファイバープローブに,新たに電気信号伝播と物質輸送機能を付与することにより,多機能化(光,電気,物質の3要素によるマルチ機能)して,以下を実施した. (1)光信号(相変化による界面反射特性)と電気信号(電気伝導度)とを同時利用して,マイクロバブルや液滴の物理的特性:径,速度,界面電位,動的表面張力等を高精度に同時計測するシステムを確立した. (2)フェムト秒レーザーにより石英等の透明物質を微細加工する技術を確立した. (3)機能発現に伴うマイクロバブル・液滴の動力学的特性の変化,周囲相との動力学的干渉性の変化を解明し,素材製造用の動力学データを取得した. (4)上記の光ファイバープローブの微細加工に必要とされる基礎データと基礎技術(石英等の透明物質のフェムト秒レーザーによるナノ加工)を収集,確立した. 研究の全期間で,論文30報(査読有,国内誌4,海外誌26),国際会議24編,海外での招待講演・招聘17件,国内学会招待講演28件,特許出願3件(国内2件,海外1件)を得た.
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