研究課題/領域番号 |
17206033
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 仙台電波工業高等専門学校 |
研究代表者 |
宮城 光信 仙台電波工業高等専門学校, 校長 (90006263)
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研究分担者 |
斎藤 誠一 東北大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80235043)
岩井 克全 仙台電波工業高等専門学校, 助教 (10361130)
松浦 祐司 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10241530)
馬場 一隆 仙台電波工業高等専門学校, 教授 (10192709)
石 芸尉 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90323063)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
48,490千円 (直接経費: 37,300千円、間接経費: 11,190千円)
2007年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2006年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2005年度: 21,970千円 (直接経費: 16,900千円、間接経費: 5,070千円)
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キーワード | 中空ファイバ / レーザ治療 / 内視鏡 / 赤外レーザ |
研究概要 |
誘電体内装金属中空ファイバを搭載した医療用赤外レーザ治療装置は、歯科治療、審美用に幅広く普及している。しかし、これまでは、体外患部の治療に限られていた。本研究では、中空ファイバと内視鏡を組み合わせ、生体に有効な各種レーザを用い、血管・体内にも挿入でき、1本のファイバに幾つかのレーザ光を通し、生体組織の蒸散や切開及び止血を効率よく低侵襲に行うことが可能なレーザ内視鏡の開発を目的として、以下の研究を行った。 1.多波長レーザ光伝送用中空ファイバの開発 ガラス細管の内面に銀薄膜およびポリマー薄膜の2層を内装した中空光ファイバの伝送効率を改善するため、内装ポリマーのコーティング法の検討を行い、送液系をループさせることで均一なポリマー膜厚の成膜に成功した。各波長の役割を照明・指示・止血・切開等分離させ、医療用高機能レーザ光中空ファイバを実現した。 2.超柔軟な生体適合性高信頼中空ファイバの開発 ガラス母材をポリカーボネイトチューブ(PC)に置き換え、超柔軟で安全な中空ファイバの製作を行った。PCチューブの線引き条件(電気炉温度、線引き速度)を明らかにし、長さ1mのPC中空ファイバを実現した。 3.高機能出射マイクロ素子の開発 体内の狭い空間内でレーザ光を効率よく照射するため、先端形状が異なる石英シーリングキャップを製作し、集光、拡散、側方照射に適した形状について検討を行った。 4.レーザーカテーテルの構築と評価 内視鏡に中空ファイバを実装し、画像をモニタしながら、Er:YAGレーザ光をモデル結石へ照射し、破砕可能なことを明らかにした。また治療で想定される形態に曲げた時のEr:YAGレーザ光伝送特性の測定を行った。
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