研究課題/領域番号 |
17207005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物生理・分子
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研究機関 | 立教大学 (2008) 東京大学 (2006-2007) 基礎生物学研究所 (2005) |
研究代表者 |
堀口 吾朗 (2006-2008) 立教大学, 理学部・生命理学科, 准教授 (70342847)
塚谷 裕一 (2005) 基礎生物学研究所, 植物発生遺伝学研究部門, 客員教授 (90260512)
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研究分担者 |
山口 貴大 大学共同利用機関法人・自然科学研究機構, 基礎生物学研究所, 助教 (60450201)
堀口 吾朗 大学共同利用機関法人, 自然科学研究機構(岡崎共通研究施設)岡崎統合バイオサイエンスセンター, 助手 (70342847)
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連携研究者 |
山口 貴大 基礎生物学研究所, 助教 (60450201)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
50,700千円 (直接経費: 39,000千円、間接経費: 11,700千円)
2008年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2007年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2006年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2005年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | シロイヌナズナ / 細胞増殖 / 補償作用 / 異形葉性 / OLIGOCELLULA / FUGU / リボソーム / SPL15 / ヘテロブラスティー / fugu5 / AVP1 / 液胞 / プロテインボディー / 細胞伸長 / AN3 / OLI / GDP1 / 葉サイズ / 葉形態形成 / 器官形成 / 発生・分化 |
研究概要 |
植物の葉のサイズ決定機構を明らかにするため、ある種の突然変異により、葉の細胞数が減少することによって、過剰な細胞伸長が誘導される「補償作用」と呼ばれる現象に着目した解析を行った。その結果、少なくとも3種の異なる補償作用を見いだした。これらは、補償作用を引き起こす遺伝子の種類や、誘導のタイミング、細胞伸長のカイネティクスなどの面から特徴ある性質を示す。一方、補償作用とは逆に、葉の細胞数が増え、細胞サイズが減少する変異株では、異形葉性と呼ばれる葉の形質の変化が早まることを見いだし、これに関与する遺伝子も複数同定した。これらの結果は、細胞増殖と分化に伴う細胞伸長とを統合する複数の制御系が並列に働くことで、最終的な葉サイズが決定されることを示している。
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