研究課題/領域番号 |
17251005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 東京女子大学 |
研究代表者 |
栗原 純 東京女子大学, 文理学部, 教授 (40225264)
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研究分担者 |
松永 正義 一橋大学, 大学院・言語社会研究科, 教授 (50190484)
檜山 幸夫 中京大学, 法学部, 教授 (40148242)
中田 敏夫 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60145646)
所澤 潤 群馬大学, 教育学部, 教授 (00235722)
木下 尚子 熊本大学, 文学部, 教授 (70169910)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
31,720千円 (直接経費: 24,400千円、間接経費: 7,320千円)
2007年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2006年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2005年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
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キーワード | 台湾 / オーラルヒストリー / 植民地 / 228事件 / 白色恐怖 / 日本語世代 / インドネシア / 南方特別留学生 / 朝鮮 / 沖縄 |
研究概要 |
本研究は、延長申請をして23年度まで継続を認められ、課題番号は20251005に引き継がれたので、以下に中間的成果を報告する。 (1)オーラルヒストリーと本研究全体に関する研究会 平成17年7月24日、東京女子大学で、第1回台湾オーラルヒストリー科研費研究会を行い、研究分担者所澤が「台湾でのオーラルヒストリー採集の技術を考える」を報告した。以降、平成19年度末までに、計7回の公開研究会を行った。それらは、すべて文字化して公開する計画である。 (2)オーラルヒストリー採集・編集・公開の作業 日本側メンバーがそれぞれ本科研費、または別の経費で台湾に出張し、オーラルヒストリーの採集を行ってきた。録音は、専門的技能を持つ速記者等によって文字化編集を行った。また、これまでに研究分担者が蓄積してきた未整理の録音記録の文字化編集も同様に行った。研究の過程で、1970年代に録音された引き揚げ者(教員)10名余の音声テープを入手したので、それらの文字化も進めた。平成19年度末までに約100名分を発注し、合計約500時間分が納品されている。研究会記録及びオーラルヒストリーを平成19年度から報告書として印刷発行する計画であったが、経費が不足したため、話し手本人による確認の必要がある文字化作業を優先し、文字化に経費を振り向け、印刷発行は次年度以降に回すことにした。 (3)資料収集とデータベース作成 前年度に入手した、明治42年生まれで、台湾人に嫁ぎ戦後も台湾に住み続けた内地人歌人の資料の整理を、嘉南薬理科技大学王耀徳講師、成功大学陳梅卿教授の協力でほぼ終了した。また収集したオーラルヒストリー・回想録についてのデータをコンピュータに入力する作業を行った。
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