研究課題/領域番号 |
17255008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 宇都宮大学 (2007-2008) 東京農業大学 (2005-2006) |
研究代表者 |
長野 敏英 宇都宮大学, 農学部, 特任教授 (10012006)
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研究分担者 |
石田 朋靖 宇都宮大学, 農学部, 教授 (00159740)
大澤 和敏 宇都宮大学, 准教授, 農学部 (30376941)
鈴木 邦雄 横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 教授 (30018048)
吉野 邦彦 筑波大学, 社会工学系都市計画専攻, 准教授 (60182804)
小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境センター, 教授 (80211895)
酒井 一人 琉球大学, 農学部, 教授 (10253949)
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連携研究者 |
小島 克己 東京大学, アジア生物資源環境センター, 教授 (80211895)
鈴木 邦雄 横浜国立大学・大学院, 環境情報研究院, 教授 (30018048)
吉野 邦彦 筑波大学・大学院, 社会工学系, 准教授 (60182804)
酒井 一人 琉球大学, 農学部, 教授 (10253949)
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研究協力者 |
VIJARNSORN Dr.Pisoot タイ土地開発局, オフィシャル顧問
NUYIM Mr.Tanit タイ王立森林局, 南部造林研究センター, センター長
丹下 健 東京大学大学院, 農学生命科学研究科, 教授
則定 真利子 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 特任講師
山ノ下 卓 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 特任助教
古川原 聡 , 森林総合研究所, 特別研究員
田原 恒
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
40,300千円 (直接経費: 31,000千円、間接経費: 9,300千円)
2008年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2007年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2006年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2005年度: 20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
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キーワード | 熱帯泥炭土壌 / 炭素収支 / 炭素吸収ポテンシャル / 泥炭消失 / 荒廃地の修復 / メラルーカ / 造林 / CDM / 熱帯泥炭湿地 / 泥炭地の開発 / 泥炭土壌からの炭素放出 / 土地管理及び水管理方法 / 野火による炭素放出 / 湛水造林技術 / 熱帯泥炭一土壌面積の推定 / 熱帯泥炭土壌地域の土地利用 / Melaleuca cajuputi / 土壌呼吸と土壌含水率 / DNDC / CO_2・CH_4フラックス / 土壌呼吸量 / 土壌呼吸の日変化 |
研究概要 |
熱帯の沿岸域に広く分布している泥炭湿地は効果的な炭素の吸収源・貯蔵庫として機能している。しかし、泥炭地域の多くは農地として開発されているが、泥炭土壌生成過程の特性から、農耕不適地となり二次林のような荒廃地として放置され、結果として巨大な炭素の発生源となっている。泥炭土壌からの炭素発生に関する特性、荒廃地を炭素の吸収源とするための方策について検討を行った。その結果、泥炭農地からの炭素発生量は土壌水分状態によって大きく変化することが明らかになった。泥炭荒廃地を炭素の吸収源とするためには、本来の生態系、すなわち泥炭湿地林に戻し、さらにメラルーカ(Melaleuca cajuputi)を植林し、且つ材を利用していくのが最適な土地管理・利用方法であるとの結論を得た。
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