研究課題/領域番号 |
17300006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウエア
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
阿草 清滋 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (90026360)
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研究分担者 |
結縁 祥治 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (70230612)
濱口 毅 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (90273284)
山本 晋一郎 愛知県立大学, 情報科学部, 准教授 (40240098)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,060千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 1,260千円)
2007年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2006年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2005年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | インターネット高度化 / Web応用システム / リファクタリング / ソフトウェアエ学 / ソフトウェア工学 / Webアプリケーション / 抽象機械 / テスト駆動開発 / 形式仕様 / データ依存グラフ |
研究概要 |
本研究は、Web応用プログラムの信頼性および保守性の向上を目標として、従来のソフトウェアに対して行われているリファクタリングをWeb応用プログラムに適用することを目指した。Web応用プログラムは、クライアントからのクリックによるイベント駆動による実行モデルを持ち、複数の言語で記述されたコンポーネントから構成されるため、既存のリファクタリング手法をそのまま適用することはできない。本研究では、まずリファクタリングをStrutsフレームワークで記述されたWeb応用プログラムに適用する手法を検討するところから始め、その抽象モデルを提案した。しかし、Strutsフレームワークの意味モデルが必ずしもWeb応用プログラムに一般的に適用できるとは限らないため、Web応用プログラムのテストとテストによる観測に基づく意味モデルについて研究をすすめた。結果として、テスト生成に対する一般的な手法とある程度の自動化が可能になった。また、Web応用プログラムの意味モデルについては、ラウンドトリップエンジニアリングに基づいた意味モデルの提案、および、品質の観点からWeb応用プログラムのページに対する意味構造を提案した。当該研究期間に得られた成果は、リファクタリング手法については限定的な結果であったが、そこから得られた知見をもとに、リファクタリングの観点に必要なテスト手法とモデル化を結果として得ることができた。
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