配分額 *注記 |
7,640千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 540千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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研究概要 |
本基盤研究では,交付申請書の1〜3に対応して,以下の研究を実施した.. 1.ハードウェアアルゴリズム記述言語ARITHの実用バージョンを開発するとともに,2進数系と非2進数系の最適な融合に基づく高性能ハードウェアアルゴリズムをARITHによって系統的にライブラリ化した.また,そのライブラリを用いた各種演算回路のモジュールジェネレータを開発した.特に,並列乗算器を中心としたモジュールジェネレータを開発し,web上で公開した. 2.ARITHによって記述された各種ハードウェアルゴリズムを2値論理(電圧モードCMOS)と多値論理(電流モードCMOS)の混載回路によって最適に実現するための設計フローを開発した.この設計フローを用いて,ARITH記述を2値論理・多値論理混載ネットリストに変換するとともに,新たに開発したセルライブラリにマッピングすることで,2値論理・多値論理混載レイアウトを実験的に生成した.また,開発した設計フローを各種のシグナルプロセッサの設計に適用し,実用上のインパクトについて評価した. 3.単電子トランジスタ(SET)を用いた連想メモリを設計・開発するとともに,その性能評価を行い,低消費電力向けLSIシステムへの応用を検討した.また,人工触媒素子に基づく無配線ナノエレクトロニクスの可能性についても検討した.各種の非線形結合振動子系を実現する人工触媒ネットワークを設計するとともに,2次元人工触媒素子チップを試作し,その動作を確認した.特に,興奮性反応拡散ダイナミクスをチップ上で再現し,BZ反応のような動的に伝搬する化学反応波の発生を確認した.また,チップ上で発生する化学反応波の可視化を試みた
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